私がシンガポールでの就職活動準備を始めたのは2001年12
月。インターネットを利用し、人材派遣会社に登録をしました。その後、旧正月が開けるのを待
ち2月に来星しました。その間、人材派遣会社のスタッフの方とはメールで連絡を取っていました。
シンガポールでは2
週間就職活動をし、その後日本には帰らず友人のいるアフリカのボツワナへ行く予定にしていました。まず各人材派遣会社のスタッフの方にお会
いし、IT関連の仕事を紹介していただきました。そして面接をしていただける会社にはすべて面接をお願いしました。
当初は限られた時間を最大限に活用し、前半は一次面接、後半には二次面接を、と思っていましたが、初めての国でそんなにうまく行くわけもなく、2週間はあっ
という間に過ぎてしまいました。結局、実力不足と運と縁に見放され、どの会社からもオファーをいただくことはできませんでした。シンガポー
ルでの就職を諦め、その後予定通りボツワナ行きの飛行機に乗り込みました。
ボツワナ滞在中、Y.N.Careerさんより日系ITカンパ
ニーの二次面接の連絡をいただきました。そこは一次面接でプロジェクトマネージャーのポジションを探しておられたので、私には難しいと判断しお断りをさせ
ていただいていました。しかし今度はシニアエンジニアとして面接をしていただけるとのこと。すでにインターネットを利用し、東京での住居探し、就職活動準
備を始めていたので、予想外の展開に戸惑いました。今さらまたシンガポールで面接をする気にはなれなかった
のです。さらにボツワナから日本までのフライトは既に予約済みでした。シンガポールはトランジットのみ。
チャンギ空港夜着、翌早朝発のフライトでした。シンガポール滞在
時間はたったの10時間。面接は難しいと思いました。しかし日系ITカンパニーは私の飛行機がチャンギ空港に着くのを待って、夜に面接をしていただけると
のこと。それならばと思い面接をお願いし、通常でしたら考えられない夜8時半すぎからの面接となりました。
そんな時間にもかかわらずローカルの人事の方も同席していただきました。この時点でここまでしてくださるのですから、採用していただけた
ら、そこで働こうと思っていました。後日、日系ITカンパニーから予想以上のサラリーを提示していただき、働くことに決めました。
「Who moved my
cheese」を思い出し、変化に柔軟に対応したことが今回の就職につながったと思います。また、ボツワナまでもしつこく追いかけ、メール、電話をしてく
ださり、面接だけを受けさっさと帰国してしまった私に替わりEP書類を作ってくださった
Y.N.Careerさん、それから社員もまばらな時刻に面接をしてくださった日系ITカンパニーの日本人ボス、ローカルHRマネージャー
には感謝しています。
英語力には多くの不安がありますが、せっかく与えられたチャンスを精一杯活かしたいと思います。